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2015年11月21日(土)~23日(月)の間、サザンビーチホテル&リゾート沖縄で、初めての沖縄ネクストクリエイターズフォーラムが開催されました。

このフォーラムは沖縄県と数多くの日本のデジタルコンテンツ業界有力企業が後援、協力する形で実現した、県内で次世代のコンテンツクリエイターをめざす人たちのための祭典です。フォーラムでは、3日間にわたってさまざまなイベントが開催されました。

今回のフォーラムにご後援いただきました沖縄県、さまざまな形で運営にご協力をいただいた協賛、協力企業の皆様、そしてサザンビーチホテル&リゾート沖縄スタッフの皆様、誠にありがとうございました。

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パラダイスジャム

国内最高峰のアプリクリエイター競技会”SPAJAM 2015″決勝進出クリエイターが多数来沖し、県内から応募があったクリエイターの皆さんと混成チームを結成してアプリ開発を競い合うコンテストが行われました。今回の開発テーマは「沖縄を楽しむ」。審査はフォーラムの運営に協力いただいた有名企業の経営層やプロデューサーにより行われ、表彰式では各チームが短期間で開発した素晴らしいアプリの数々に賛辞が送られました。また、パラダイスジャム初日の開会式やアイデアソンはニコニコ動画で生中継され、16,000人以上が熱気あふれる会場の様子を視聴しました。

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グループトーク

今回のフォーラムに参加いただいた有名企業の経営層やプロデューサー、先輩クリエイターを囲んで、県内クリエイターの皆さん7~8人との小グループで座談会を行っていただきました。クリエイターからはコンテンツづくりに必要な心構えや技能について、さらにはその習得の方法、普段はなかなか聞くことの出来ないヒットコンテンツの制作裏話や各社の経営戦略についてなど、数々の質問がなされ、どのグループも時間が足りないくらいの意見交換をしていただきました。

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オープンセミナー

人気ゲームタイトルやサービスを制作開発している企業の方々からコンテンツやサービスの制作における考え方やリアルな経験談をうかがうことで、県内クリエイターの皆さんの将来への参考と刺激にしていただくオープンセミナー。

今年度第3回目になる今回は、ヒットタイトルの量産で急成長を実現している業界の雄、株式会社コロプラから柳澤康弘氏を招き、同社の開発スタイルや求められる人財像について語っていただきました。

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県内外のクリエイターが混成チームを結成しハッカソン開催
ニコニコ動画では16,000人以上が熱戦を視聴
「パラダイスジャム」全3日間の模様を公開!

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※ハッカソンとは、ソフトウェアエンジニアリングを指す”ハック”と“マラソン”を掛け合わせた米IT業界発祥の造語で、複数のチームが限られた時間の中でアプリ開発を競い合うイベントです。

今回のパラダイスジャムでは「スマートフォンアプリジャム(SPAJAM)」ファイナルまで勝ち進んだ精鋭クリエイターと、これからのコンテンツ業界で活躍することを夢見る県内クリエイターたちによる混成チームが結成され、アプリ開発が行なわれました。

21日夕刻から始まった開会式では、大会実行委員長 佐藤慎吾より「沖縄を楽しむ」というテーマが発表され、その後、それぞれのクリエイターが「県外の人が旅行で沖縄に来た時に活用するアプリ」「県内の人が沖縄の魅力を再発見するアプリ」等、さまざまな解釈で「沖縄を楽しむ」アプリのアイディア出しを行なうアイディアソンへと続きました。

開会式からアイディアソンまでの間、会場にはニコニコ動画の生中継が入り、ネット視聴者はその数1万6602人に達し、また中継中は視聴者からのアイディアも数多く寄せられ、最終的に参加クリエイターの皆さんからは合計175ものアイディアが集まりました。

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アイディアソン終了後は競技会場へと移動し、いよいよ開発がスタート。

早速各チームは、チーム名・リーダーを決め、アイディアソンの企画をブラッシュアップする等、チームごとにそれぞれの手法で開発をスタートしました。

ハッカソンが始まると、各チームとも昼夜を通して開発に没頭、翌日夜に行なわれた中間発表と審査員からのアドバイスタイムではほとんどのチームの作品がわずか24時間の間に、7~8割の完成度を見せていることに、審査員から感嘆と称賛の声があがりました。

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そしてついに3日目最終日、朝から行なわれた最終プレゼン大会では、各チームともに初対面のメンバーによる混成チームで開発したとは思えないほどの出来栄えのアプリを披露し、それぞれの発表ごとに会場は大きな拍手に包まれ、たいへんな盛り上がりを見せました。

最後の審査発表会・閉会式では、それぞれが緊張の面持ちの中「最優秀賞」「優秀賞」「OADC賞」の発表が行われ、会場は歓喜と賞賛の声にあふれる中無事閉幕しました。

最優秀賞 チーム「べにいも30%」アプリタイトル『いちゃりばちょ~で~』

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優秀賞 チーム「バリカタ」アプリタイトル『がんじゅーかんこうち!』

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OADC特別賞 チーム「ティーダーズ」アプリタイトル『マジムンひろい』

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パラダイスジャム開幕直後は初対面ということもあって、県内クリエイターの皆さんが、パラダイスジャムのために来沖いただいた全国でもトップレベルの精鋭クリエイターの皆さんに対して遠慮がちの部分も垣間見えましたが、全チーム、時間が進むにつれて全員の技能を活かした素晴らしいチームビルディングを発揮。ハッカソン初参加の方もいた県内クリエイターの皆さんにとって、何よりの刺激と経験、そして自信と目標をつかんでいただく場とすることができました。

3日間を通して顔つきが次第に変化し、発言も積極的になり、チームの中でご自身の役割をしっかりと果たしていくようになられた県内クリエイターの皆さんの変貌ぶりにはとても頼もしいものを感じ、事務局としてもパラダイスジャムを企画開催してよかったと喜びをわけていただいた貴重な時間でした。

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コロプラ・ガンホー・ドワンゴ・DeNA・バンダイナムコ他
業界の第一線で活躍するトップエグゼクティブの方々との「グループトーク」を開催

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今回のグループトークは“有名プロデューサーたちと語り合おう~ネクストクリエイターたちへのハローワーク~“と題し、県内クリエイターの皆さんが普段なかなか聞くことが出来ないような疑問を有名コンテンツプロデューサーの皆さんに直接1対1で投げかけ、それに答えていただくことを目的として開催されたものです。

当日の飛び入り参加も含めて、会場は定員を遥かに超える超満員で、なかなか着席できない参加者もあらわれる盛況ぶり。各テーブルでは、参加者の興味の方向性にそって、多種多様な質問が活発に飛び交い、プロデューサーの皆さんには、出身各企業のコンテンツ制作スタイルやそれに伴う運営上の工夫、苦労などを赤裸々に語っていただきました。

たとえば

  • メジャーキャラクターを創生する苦労やその後の運営について
  • ブランディングが確立した事によって逆に制作出来ないコンテンツ領域について
  • クリエイティブな活動と利益の兼ね合い、線引きについて
  • プログラマとして働く人の現状
  • コンテンツ運営において重要なイベントの開催方法とユーザーの期待値を毎回越え続ける秘策について

など、この場においてしか聞けない質問にも貴重なご意見と回答をいただくことができました。

このあとパラダイスジャムの開会式が控える限られた時間の中で、一つでも多くの質問・やりとりをしようと、時間ギリギリまで白熱したディスカッションが繰り広げられ、参加されたクリエイターの皆さんも、お話をしていただいたプロデューサーの皆さんも、双方共に、もっと語り合う時間がほしいとおっしゃっていただくほどの有意義なものでした。

コンテンツ業界で超一流と位置づけられる各社の、それも第一線で事業を牽引しておられるプロデューサーの方々の圧倒的な存在感とそれに裏付けられた深い知見、ユーザーに楽しんでいただくために日々奮闘されているリアルな経験談とアドバイスはどれもみな、参加されたクリエイターの皆さんにとって良きお手本となるようなものばかりであり、今後への示唆に富むものであったと確信しています。

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「沖縄ネクストクリエイターズフォーラム 第三回オープンセミナー」
~ネクストクリエイターへのメッセージ~

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株式会社コロプラ 柳澤 康弘氏

沖縄ネクストクリエイターズフォーラムのオープニングは、株式会社コロプラ 柳澤康弘氏によるオープンセミナー「ネクストクリエイターへのメッセージ」で飾っていただきました。

セミナー冒頭部分では柳澤氏自身が学生時代に開発したゲームについて紹介いただき、そのゲームの事業譲渡、コロプラへ合流した経緯を語りつつ、現在のご自身のお仕事の内容について触れられ、その後「コロプラの開発スタイルと求められる人財像」についてお話いただきました。

1.コロプラの開発スタイル

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柳澤氏は、“コロプラの開発スタイル”の大きな特徴として「徹底したユーザー志向」を挙げられ、コンテンツを提供することを仕事にする以上、自分が作りたいと思う物だけを作るのではなく、幅広い人に楽しんでもらうことの大切さについて強調されました。

また、もう一つの特徴としてコロプラでは初期の企画段階で、それが本当に面白いか、プレイしてみて気持ちいいかというような実感をとても大事にするため、企画書や仕様書をつくることをあまり重要視していないといったユニークな制作方法についてもご説明いただきました。

その他にも「コンテンツ開発とはオリジナルなものを作ることであり、今までのものを越える驚きが必要」であるとおっしゃられ、その為に少人数で開発をしていることや、役職に囚われない業務分担や協力姿勢を取っていることなど、貴重な裏話まで存分にお話しいただきました。

2.求められる人財像

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引き続き“求められる人財像”について、同社の掲げる4つの行動指針「生きるためには成長が必要だ」「成長するためには成功が必要だ」「成功するためには客観が必要だ」「客観を得るためには素直さが必要だ」というポリシーをご紹介され、この指針に基づき、常にユーザーに期待を超えるものを提供し続けられる人財として、“結果とデータと人に素直になろう”と聴衆の皆さんに語りかけられました。

今回のオープンセミナーでは普段より質問コーナーの時間を長く設け、セミナーテーマでは語りきれない部分を若きクリエイターたち自身が掘り下げて質問し、30分の質問コーナーを終えてもなお質問が飛び交うほど密度の濃い時間となりました。

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